看板に偽りナシ

2009年11月17日 22:51
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Xbox360

ベヨネッタ / BAYONETTA

アクション

セガ

2009年10月29日発売

7,980円[税込]

レビュアー評価

■開発:プラチナゲームズ
  プロデューサー:橋本祐介
  ディレクター:神谷英樹
  ゲームデザイン:柴田洋、山田政明
  音楽:上田雅美、山口裕史、日比野則彦、近藤嶺、川口博史...他
  コンセプトアート:中村育美
  キャラクターデザイン:島崎麻里
■予約特典
  CD:「Rodin's Selection」

【ベヨネッタ / BAYONETTA】「看板に偽りナシ」白 - GAME POTATO[ゲームポテト]

デビルメイクライ1や大神とかで有名な神谷さんがディレクターのゲーム。
ぶっちゃけ、デビルメイクライ3、4あたりの天使バージョンって言うのが早い(劇中でパロったりもしてる)。
それに壮大なステージ演出を加えた感じ。



この動画、ラストバトル?みたいな感じだけど、実際はゲーム開始直後のシーン。
まだまだ序の口。

売りのウィッチタイム

攻撃をギリギリのタイミングでかわすと少しの間敵がスローモーションになり、安全に攻撃に転じられる「ウィッチタイム」という要素が肝の戦闘。
これが決まると凄く気持ち良い。
制限からのフルボッコタイムという起伏が強い爽快感を生み出してるし、見た目がとても絵になっていて酔える。
ウィッチタイムのおかげで、デビルメイクライで言うデビルトリガーやバスターに近い楽しさを、攻撃だけじゃなく回避動作でも味わえる。
しかも、回避モーション中は完全に無敵な上に攻撃モーションを瞬時にキャンセルして出せるので、頻繁に狙っていけるし、エフェクト派手すぎて敵との位置関係判り辛いけどアバウトな判断で避けられるので大きな問題にならない。
また、敵の攻撃には大体予備動作があるし、多数で襲ってくるタイプの敵は攻撃の一瞬前に光を放つので、乱戦中でも避けやすいようになってる。

ガシガシ攻撃して、敵が攻撃してきたら即座に回避し、ウィッチタイム中にまた攻撃、というアグレッシブな戦闘に。

とはいえ、敵の攻撃は回避の性能に比例して激しいので、特に後半の一部雑魚やボスは、ウィッチタイム以外では長いコンボ攻撃は出来ず、避け主体の戦闘になりがち。
まあそれもそれで、なんかテクニカル感があって楽しいし、回避を挟んでもコンボを継続させる「ダッヂオフセット」というシステムを用意してフォローもされてる(敷居が高いけど)。

クライマックス感

ベヨネッタのアクションは、スピーディでエフェクトも満載で、とにかく派手。
各種武器は個性的だし、拷問器具で致命的なダメージを与えるトーチャーアタックや、ボス戦でのクライマックスアクションも派手で凝ってる。
スケートシューズ型の武器を装備しての移動や、動物に変身しての高速移動など、攻撃に限らず全ての動作が絵になる。
武器の切り替えでコンボを延々繋いだり出来るし、敵を打ち上げる攻撃や高速で敵に突っ込む攻撃など、特性やコマンドがまんまDMCな技もある。

派手でスケールのでかいステージの演出も良い。
重力を無視して壁や天井を自由に歩ける「ウィッチウォーク」という能力を駆使した縦横無尽な戦闘や、宙に散乱する足場間をウィッチタイムを駆使して格好良く移動するシーンや、水面上での戦闘などなど、ヒロイックなシチュエーションが次世代機らしい迫力を伴って最後まで連続する。

バイクやシューティング、弾丸やラスボスを操作するシーンなど、単なるアクションに限定しない多彩なゲーム展開も良い。
ただの戦闘ゲームに留まらないスケールのでかさがあるし、ステージの演出も含めてゲームの展開が読めず、ワクワクしながらプレイ出来る。
エンディングのスタッフロールですら、先が読めない。

BGMも、ベタベタに「クライマックス」という感じで、ゲームを盛り上げてくれる。
往年のセガゲーのBGMもあったりするらしい。

気になった点

個人的には死んで覚える的なバランスだったし、即死クイックタイムイベントもある割には、コンティニューのペナルティが重いのが気になった。
無制限にコンティニュー出来るしチェックポイントも細かいんだけど、コンティニューするとそのチャプターの評価がガクっと下がるので、なんというか「勝った」気が薄れる。
知識が蓄積された2周目以降に自然といいプレイが出来るようになってるし、評価がトロフィーという形で記録に残るので、上達感や達成感を強く味わえると思うし、単にオレのプレイスタイルと合わないってだけの話で、欠点と言うわけでもないんだけど。

あと、バイクやシューティングシーン、一部の巨大ボス戦は、丁寧な出来だし、特にバイクシーンと巨大ボス戦は絵的に凄く格好良くて大いに酔えたけど、雑魚戦に比べて微妙に一本道的なわりに長すぎた感はある。
一本道だから悪いってことはないんだけど。

イベントシーンは、個人的には微妙だった。キャラ立ってるけど、キャラ同士のやりとりは冗長だし、アクションシーンも乗り切れず、しかも長い。
でもいい意味で馬鹿な感じは良かった。

まとめ

基本部分のアクションは、デビルメイクライを正当に進化させたような感じで、ガッツリ楽しめる。
ステージの演出も、次世代機ならではの迫力がある上、最初から最後までそれが連続する。
ヒロイックなシチュエーションをヒロイックなアクションで進んでいくのが気持ちいい。
「∞クライマックス・アクション」という看板通り。
変則的なゲーム展開も素晴らしい。

ただ、雑魚とのバトルが濃いわりに、それ以外の部分の割合が多めなので、物足りなさは少し感じた。どのシーンも凄く迫力あるし丁寧に出来てると思うんだけど、特にバイクやシューティングシーンや巨大系ボス戦は、長めなので、人によっては億劫に感じるかもしれない。
あと、ミッションクリア時の評価が厳しめで、それが達成感とか満足感をスポイルする。
といってもこの辺は、オレのゲームの腕やプレイスタイルの問題なので、駄目な所と言う訳でもない。

ムービーシーンも冗長だけど、RT+Backボタンで瞬時にスキップ出来るので、許容範囲。
基本コア寄りとはいえ、アクション下手な人に対する配慮もかなり丁寧だし、露骨なエロさも笑える。
やりこみ要素も多数。

なんにしても、豪華で丁寧な、力の入った良アクションゲームだと思う。

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レビュアー : 

好きなジャンル : RPG、ACT

点数は完全に自分の主観です。
あと趣味が偏ってます。

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